光雲神社の神主2022年9月30日日光一文字黒田家に伝来する家宝のなかに「日光一文字」という太刀があります。刃長は二尺二寸四分(67.8㎝)ほどで刀としては短いながらも荘厳な姿をしています。鎌倉時代中期に備前国福岡一文字派の刀工によって作られた極めて優れた太刀です。...
光雲神社の神主2022年5月10日黒田家のルーツ(黒田重隆公、職隆公を祀る光雲神社摂社の堅盤神社) 近江の琵琶湖北東に賤ケ岳(滋賀県長浜市)という山があります。 ここは歴史ファンの方々には馴染み深い、天正11年(1583年)に羽柴秀吉と柴田勝家による決戦が行われた「賤ケ岳の戦い」の戦場です。...
光雲神社の神主2022年5月2日黒漆塗桃形大水牛脇立兜目次 黒漆塗桃形大水牛脇立兜 大水牛兜の由来 仲直りの証として 幸運の兜 1.黒漆塗桃形大水牛脇立兜 黒田長政が愛用し、黒田家のシンボルのような存在の「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」。 大水牛脇立の周高は約75センチもある立派なものですが、根本のみ桐製で作られており、美しい形状で...
光雲神社の神主2022年4月26日光雲神社の武具・宝物について光雲神社では来年(令和五年)に黒田長政公四百年祭を催行いたします。 さかのぼること今から百年前の大正十一年(1922年)に「長政公三百年祭」が盛大に行われたことが当時の福岡日日新聞(現在の西日本新聞社)に掲載されています。...
光雲神社の神主2022年4月22日荒戸山東照宮現在の西公園の地は、かつて「荒津山」あるいは「荒戸山」と呼ばれ、埋め立てが進む前には博多湾に突き出した小高い丘となっており、当時から海を望む風光明媚な場所であったそうです。 このような万葉歌碑も残されています。 「神さぶる 荒津の崎に 寄する波間無くや妹に 恋ひ渡りなむ」...